傷害罪 初犯
- 傷害罪で逮捕|初犯の場合どんな処分になる?
衝動的に相手を殴ってしまった、怪我をさせるつもりはなかったが結果的に怪我をさせてしまったという場合、傷害罪が成立する可能性があります。ただ、「怪我をさせた」という事実だけで傷害罪が成立したり量刑が判断されたりするわけではありません。本稿では、実際に傷害罪に問われ逮捕されたとき、どんな処分が下されるのか解説していき...
- 量刑を決める判断基準
どのような量刑となるかは事案次第ですが、一般的に麻薬や覚せい剤事案では、初犯で少量の所持にすぎないケースだと「懲役1年6か月、執行猶予3年」となることがほとんどです。しかし、大量に所持している場合や輸入などを行っている場合では初犯でも実刑判決(執行猶予がつかず、すぐに刑事罰が科される判決)となる可能性があります。...
- 窃盗の態様ごとの刑罰の違い
・初犯か累犯(再犯)か、同種前科・同種前歴(「前歴」:過去に捜査の対象となった履歴)・犯行態様・犯行後の行動・被害額や被害弁償の有無(被害の回復状況)・反省の状況・被害者の処罰感情の有無 例えば、被害額が少額で示談がすでに成立している初犯の万引き事件では、そもそも事件化することは少なく、事件化しても「不起訴処分」...
- 恐喝を認める場合
恐喝罪が他の傷害罪や窃盗罪などの犯罪と異なり、罰金刑が設定されていない犯罪であり、有罪判決を受けてしまった場合には執行猶予が付く場合もありますが、懲役刑が言い渡されてしまう犯罪であることからも、不起訴処分を得ることがより大切になります。 示談とは、刑事事件における、加害者と被害者の間でなされる民事上の紛争解決のこ...
- 傷害と暴行事件の違い
傷害事件と暴行事件の違いは、刑法上の傷害罪にあたる行為がなされた事件であるか、暴行罪にあたる行為がなされた事件であるか、というところにあります。 傷害罪について、刑法は「人の身体を傷害した者」と規定しており、最高裁はここでいう傷害を、「人の生理的機能に障害を加えることをいう」としています。そのため、殴る蹴るといっ...
- 覚醒剤所持や使用での逮捕|初犯の場合の刑罰について解説
ここでは、覚醒剤の所持や使用で逮捕されてしまった場合、特に初犯の場合の刑罰についてみていきます。覚醒剤について覚醒剤とは、フエニルアミノプロパンやフェニルメチルアミノプロパン、そしてその塩類といった物質のことをいいます。覚醒剤には、中枢神経を刺激し幻覚を引き起こすといった特徴があり、その依存性の高さから規制がなさ...
- 【弁護士が解説】暴行罪でも警察が動かないケースとは
よく似た犯罪として傷害罪があります。傷害罪は、行為が口頭での嫌がらせなど有形のものに限られないこと、そして相手に怪我をさせたものに限られること、といった点で暴行罪と異なります。 怪我をさせてしまった場合には傷害罪が成立し、怪我をさせなかった場合には暴行罪が成立するということからも、怪我をさせなければ問題はないとい...
- 【弁護士が解説】万引き・窃盗は現行犯以外でも捕まる?
初犯がどうか犯行後の行動被害者の処罰感情行為の悪質性、常習性、計画性加害者の反省の程度更生の見込み 窃盗罪の場合は、これに加えて被害金額や損失の状況が重視されるようになります。被害額が高額だったり、弁償されてなかったりすると、初犯であっても量刑は重くなる可能性が高いでしょう。 しかし、被害額が少額、もしくはすでに...
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
不同意性交等罪の冤罪を回避したい|どんな証拠が有...
不同意性交等罪とは、性的同意のない行為を厳しく処罰する重要な法律で、 2024年の刑法改正で大きく注目されてい […]
-
麻薬取締法違反とは
麻薬取締法とは、正式には「麻薬及び向精神薬取締法」といい、麻薬や向精神薬の輸入・輸出や、製造、譲り受け・譲り渡 […]
-
撮影罪とは?構成要件や初犯の場合の処分について解...
2023年に新たに定められた撮影罪という犯罪があります。スマートフォンやSNSの普及によって犯罪が多様化してお […]
-
中学生・高校生などの未成年が万引きで捕まったらど...
突然警察から電話で、未成年のお子さんが万引きで逮捕されたと言われたら、ショックを受け、どうしたらよいのかと悩ん […]
-
万引き・窃盗事件で不起訴処分・執行猶予を目指すに...
万引き・窃盗事件は日本の刑法犯の認知件数で全体の約7割を占め(令和3年版犯罪白書によれば、令和2年における刑法 […]
-
【弁護士が解説】心神喪失が認められて無罪になるケ...
心神喪失状態により、被告人に対して無罪判決が言い渡された事件のニュースを耳にすることがあります。多くのひとにと […]
-
風俗営業法違反に対する行政処分
風営法に規定されている行政処分は主に3種類あります。「許可取消し」「営業停止」「指示」の3つです。 […]
-
傷害事件の示談金|全治1週間の場合の相場はいくら...
傷害事件とは、被害者に暴行を加えるなどして、結果的に怪我をさせてしまった事件のことをいいます。傷害事件を起こし […]
- 京都 刑事事件の相談窓口にお任せください!
- 刑事事件に強い弁護士が丁寧にサポートいたします。
営業時間外・休日も対応可能です。お気軽にご相談ください。

よく検索されるキーワード
Search Keyword
弁護士紹介
Staff

刑事事件の解決は初動の動きが重要です。逮捕後の72時間が勝負です。
緊急性の高い刑事事件において迅速かつ丁寧に対応します。
どうしたいのか?最適な道筋は何なのか?ということについて,依頼者様の意思に基づいて対応します!
見通しの立ちにくい場合であっても、最後まで諦めず対応します。
最後まで希望を捨てないでください!
近畿大学(Kindai Picks)のインタビュー記事はこちら

社会人経験を活かした柔軟な視点と、依頼者に寄り添う丁寧な対応を心がけています。
民間企業での経験を通じて、多くの人が不安や誤解の中で捜査に向き合っている現実を知りました。
会社員だったからこそ、突然の呼び出しや逮捕が人生に与える重みを理解しています。
丁寧かつ迅速に、あなたの味方として対応します。
事務所概要
Office
事務所名 | 弁護士法人大久保総合法律事務所 |
---|---|
代表者 | 大久保 勇輝 (おおくぼ ゆうき) |
所在地 | 〒604-8166 京都市中京区三条通烏丸西入御倉町85-1 KDX烏丸ビル4階 |
TEL/FAX | TEL:050-1751-0504/FAX:075-708-5575 |
営業時間 | 8:00~24:00(事前予約で時間外も対応可能です。) |
定休日 | 土・日・祝日(事前予約で休日も対応可能です。) |
外部リンク | 弁護士法人 大久保総合法律事務所 |
- 京都 刑事事件の相談窓口にお任せください!
- 刑事事件に強い弁護士が丁寧にサポートいたします。
営業時間外・休日も対応可能です。お気軽にご相談ください。
