傷害事件の示談金|全治1週間の場合の相場はいくら?

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傷害事件の示談金|全治1週間の場合の相場はいくら?

傷害事件とは、被害者に暴行を加えるなどして、結果的に怪我をさせてしまった事件のことをいいます。
傷害事件を起こしてしまった場合、示談が有効的です。示談とは、刑事事件における加害者と被害者の間でなされる民事上の紛争解決のことをいいます。刑事事件には、刑事裁判において責任追及をなされる刑事的な側面と、被害者が加害者に対して、犯罪により発生した損害の賠償などを求めるという民事の側面がありますが、後者の民事的な側面を、裁判外で解決するのが示談となるのです。

示談が成立した場合には、加害者は被害者に対して謝罪をし、示談金を支払うことになりますが、その対価として被害者は被害届や告訴を取り下げるということが多くなっています。被害届や告訴が取り下げられ、被害者が加害者を許したということが、起訴するかの判断を行う検察官、そして裁判において量刑などの判断を行う裁判官によい印象を持ってもらい、不起訴処分や量刑面での有利な判断につながることになります。

 

傷害事件の示談金の相場としては、被害者が負った怪我が全治1週間の場合には10万円から50万円程度とされています。
示談金の内容としては、財産的損害に対しての損害賠償、精神的損害に対しての損害賠償、そして迷惑料などとして追加で支払われる費用があります。財産的損害とは、加害者の傷害行為によって負った怪我により発生した治療費や入院費、会社などを休んだ場合の休業損害、後遺障害を負ってしまった場合の逸失利益などをいいます。

精神的損害とは、加害者の行為によって被害者が受けた恐怖などの精神的苦痛に対しての賠償金や、入院・通院を行うこと、後遺障害を負ったことなどの精神的苦痛に対しての賠償金をいい、慰謝料と呼ばれることもあります。また迷惑料とは、事件を起こしたことへの謝罪、そして示談の成立は加害者にとって刑事の責任追及の面においても有利に働くものであり、その対価として支払われる金銭となります。


全治1週間程度の場合であれば、入院費や休業損害、逸失利益等はほとんどの場合発生しないため、治療費がメインとなり、精神的苦痛についても、事件そのものから発生する精神的苦痛に対しての賠償金以外はほとんど発生しません。

そのため、治療費と慰謝料、そして迷惑料の合計として10万円から50万円程度が相場となります。もっとも、加害者の行為が悪質であった場合などには、被害者が受ける精神的苦痛は大きくなるため、慰謝料の面や迷惑料の点で金額の大きくなることもあります。

 

示談を行う際には、加害者に弁護人がいなければ示談に応じてもらえないこともあり、また適切な金額で示談を成立させるためにも、弁護士に示談交渉を依頼した方がよいでしょう。

 

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